PEAKS(No.166)にて5ページに及ぶF特集

「PEAKS」、村石太郎さん連載の野外道具探訪記にて弊社を取材して頂きました。


これまでのブログにも書かせてもらいましたが、FLOAT OUTDOORのサングラスシリーズを展開していく中で生まれた新たなフレームシリーズが『F』になります。
どういった経緯でFが誕生したのかなど、弊社の創業から現在までを根掘り葉掘り取材され、そこまで掘り下げるのかと普段は温和で優しい太郎さんの取材魂に圧倒されました。

実はこの取材企画は2020年に頂いたお話なのですが、コロナ禍で移動制限もある中、工場への訪問取材も難しく延期となっていました。
延期中に何度か村石さんに会う機会があったり、取材後には一緒にスキーも行ったおかげか太郎さんと呼べる仲になりました。

一番驚いた再会は南アルプス聖(ひじり)岳テン場で、偶然テントが後ろだったことです。どこかで見た事ある人だなと遠くから見ていたら太郎さんではありませんか。それから約半年後の取材でした。

このFという眼鏡の成り立ちは眼鏡業界から見るときっと不思議だと思います。
弊社はもともと輸入ファッションサングラスの会社で、2代目の私が変化、変異?させてきたからです。鯖江で生まれ、眼鏡に囲まれ育ったのに、鯖江で作っていなかったことに私は若い時から劣等感を感じていました。きっと必要以上に。
ただ、会社を引き継ぎ、経営していく上でただ単に自分の好きなことをできる訳ではありません。お付き合いある海外工場、お付き合いある得意先、長く働いてくれている従業員、いろんな制約、条件が2代目には付いて回ります。
幸運だったことは中国では軽量フレーム(射出成形)でフレームを作る事が一般的で得意だったことです。その中で私は偶然にもFLOATを作る事ができました。
一般的には重厚なアセテート(削り出し)フレームの方が高級感があり、眼鏡業界では需要が高いのですが、アウトドアにおいては軽さ=機能性となるのです。FLOATで使っている軽量素材、軽いかけ心地はそういったニーズ、アウトドアユーザーに届いたのだと思います。
次にFLOATサングラスを販売している中で気付いたことは、アウトドアアクティビティ中でも眼鏡をかける人が多くいることでした。
汗もかくし、激しい動きもあるし、なぜそんなときにコンタクトを付けないだろうと疑問に思いましたが、そこには大きな理由が2つありました。
1つはドライアイなど、眼の負担が大きくコンタクトを着用できないこと
2つ目は縦走登山で何泊もする際にコンタクトのケアが大変なことでした
アウトドアの環境は決して清潔とは言えない状況が多くあります
手は砂埃で始終汚れていたりして、そういった手でコンタクトを触り、眼に入れることは決してよくありません。清潔に保つためにはそのための用具が増えてしまい、それが荷物として重くなることを敬遠するメガネハイカーが多いのです。

そんなメガネハイカーたちの為に構想したのがFになります

誌面で取り上げて頂いたFJP-005はオールチタン素材で、FJP-001~004の射出成型フレームよりもさらに軽く、さらに軽いかけ心地になっています

アウトドアがきっかけで生まれたFですが、その軽くてズレない機能性は、いろんな職場、環境下で役立つと考えています。
例えば、料理人や美容師など、下を向く作業が多い職業の方などにぜひお勧めしたいです。下を向くたびにズレるメガネでは作業に集中できないですよね。

製品が生まれるまでにはいろんな背景があると思いますが、今回の取材で弊社のこと、製品のことが赤裸々に綴られているので機会があればぜひ読んでみてください