『F』開発理由6

F-C シリーズが新しく増えました。

FJP-008

FJP-009

FJP-010

3モデルを新しくラインナップに追加しました。

今作F-Cシリーズは
フロントアセテート、テンプルβチタンになります。

F-Pシリーズはオールプラ
F-Tシリーズはオールチタン
F-Cシリーズはフロントプラ、テンプルチタンのコンビネーションタイプなります。

F-Tシリーズではすべてチタンにすることで、
細い線で、極力無駄をそぎ落としたシリーズになります。
驚くほど軽く、もっとも実用的な眼鏡を作りたく開発しました。

今回のF-Cシリーズはフロントにボリュームを持たせた、
ファッション要素が含まれたシリーズになります。

F-Tシリーズには自信があり、メタルフレームを愛する人にはご好評頂いているのですが、反面、メタルフレームをかけ慣れていない方には私が想像するよりもかなり強い抵抗がある事がわかりました。
私はよくイベントでユーザーの方と対面で話す機会があるのですが、その時聞けるダイレクトな感想はとても勉強、刺激になります。メタルが苦手な方にメタルフレームをお勧めしても、なかなか受け入れてくれないということがよく分かりました。

そこでやはりフレームプラの需要は大きのだなと改めて感じ、今回の開発に挑んだ訳です。先ず、F-Pシリーズを再拡充することを検討しました。ですが、チタンのロングカーブテンプルに魅了されてしまった自分は新しいシリーズを作ろうと、コンビシリーズへ舵を切りました。

今回新たな開発としましては太めのチタンテンプルになります。

フロントプラのボリュームとバランスの取れたチタンテンプルをどう作るかが大きな課題でした。どうしても平べったくなる、見えてしまうメタルテンプルをどうフロントフレームとバランスを取るか。大きく悩んだ箇所です。



解決策として、テンプルにボリューム感を出すためにSTEP(段差)を設けました。
この意匠は眼鏡をかけ外す際に指で持つ部分にあたります。
薄い部分よりも立体的に指に当たるので持ちやすくなっています。
また、ワンポイントにもなるアクセントとしても役立っています。
テンプル後方のヘッドパッド部分の段差と同調させたデザインにすることで、
薄いはずのチタンテンプルに躍動感、立体感が生まれました。


今回のF-Cシリーズは
フレームは絶対にプラ!という譲れない方、
プラでかけ心地が楽なものをお探しの方にお勧めしたい製品となっています。